小川町~伊香保温泉
こんにちは
ヒレカツです。
ついにやってきました18きっぷシーズン。今年はコロナでどうなることかと思っていたが無事発売されてよかった。とりあえず今回は今期絶賛放送中ののんのんびよりの聖地(埼玉県比企郡)と群馬県の伊香保温泉へ行くことにした。
小川町青梅線、八高線を乗り継ぎ到着。駅前にはコンビニ一軒とカフェがあるのみ。時間をつぶすのはかなり骨が折れそう。駅から3キロ程度しか離れていないが時間の都合上ウォーキングは断念。バスに乗り下里というバス停まで向かう。八百屋だが人はいなかった。本当に田舎なのんなー。本当に田んぼしかない。河川敷もあり自然に囲まれた地域だった。小川町立小川小学校 下里分校着…したのだが、親子連れが5、6組いた。ブランコとタイヤの方は撮れず。それもそのはず、田舎の廃校となった校舎にクソデカいリュックを抱えたオタクが一人で来ること自体場違いなのは明白である。にゃんぱすー。番宣のポスターは一期のものだった。てるてる坊主回のこのお面も懐かしい。
そして気づくと校庭が占領されており、場違いな自分は端っこの方で泣きながらひたすらスマホをいじっていた。正直バスの待ち時間が苦痛でならなかった。
せっかくなので隣接されている分校カフェという店で昼食を摂っていく。比企郡で収穫したであろう野菜をふんだんに使用したメニューだった。俺、ヴィーガンになる(気分屋のボッスン)。
店内は自分含め4組の客。全席2人以上で食べること前提の座席配置で明らかに一行さんお断りムードが漂っていた。生半可なメンタルでは耐えられないのでさっさと平らげ"一瞬"で退店。久しぶりに田舎の文化を体感したひと時だった。
八高線で高崎まで向かう。調べたところ、小川町から高崎まで鈍行でも1時間もかからないらしい。八高線の高麗川から高崎間はディーゼル車。乗客も全くいないので4人席を占領しくつろぐ。高崎駅着。両毛線と吾妻線を乗り継ぎ渋川駅を目指す。渋川駅。やはり温泉目当ての観光客であふれていた。あとは30分、バスでゆられるのみ。
伊香保温泉
伊香保温泉着。何気にここは初めて来た。時間も時間なのでまずは泊まる旅館にチェックインする。
今回宿泊した徳田屋旅館。客室は10室程度のこじんまりとした老舗旅館だった。そして何より女将さんが気さくな方で、伊香保温泉の歴史を教えてくれた。どうやらかつては遊郭やストリップがあり、バブル期には歓楽街として栄えていたらしい。有名な石段街を登った際に路地裏もしばらく散策したが、明らかに昔パブとかそういう類だったであろう廃墟がちらほら立ち並んでいた。遊郭が"何"か知っているか最初に聞かれたが、一応「女性が男性をもてなす的な店ですかね…?笑」といった感じで誤魔化しておいた。まあそういうお店の知識もなければ、そもそも縁もゆかりもない人間なので、私。
とりあえず日が暮れる前に石段街へ。
人は多いが風情がある。レトロな射的屋と土産屋も多数あり、いい眺めだ。
伊香保神社まで登ったが、明日もう一度散策することにした。
宿に戻り晩飯。部屋にあったビールを持ち出し晩酌開始。米もお替り自由なのが本当にありがたい。豚の角煮が絶品すぎてニヤニヤしながら酒を飲み今日も平常運転。普通にフーファイモードに突入した。そして後日分かったことだが部屋の冷蔵庫に常備されていた飲み物は全て有料で、ビールは700円とのこと。ははは…。
二日目
改めて石段街と、近辺を散策してみる。戦前は路面電車が走っていたらしい。若干の跡地もあったが、まさか渋川駅からここまでレールが敷かれていたとは…。そして本日は車内を解放しているそうで、運良く中に入らせてもらった。昭和の香りが漂ってくるような木造建築。また伊香保は山奥にあるため、渋川まで向かう際にブレーキが利かずによく事故を起こしていたらしい。旅行をしているとこういう豆知識が増えていくのが楽しみでもある。伊香保神社。射的屋と怪しげな廃墟。 そして最後は伊香保ロープウェイに乗り、麓から街並みを眺めようとしたが…
…
もういい、わかっていたよ。
せっかくなので、最後に渋沢名物水沢うどんを食べていく。
コシがありもちもちしていた。それと舞茸の天ぷらが3つ。美味しい。完全に丸亀製麺超えたべこれ。
都内から3時間程度でレトロな街並みと温泉を楽しめたので非常に有意義な休日だった。日帰りも全然可能だが、自分は一泊するくらいがちょうどよかった。
新宿から直行便も出ているので、是非行ってみてください。ほんで行こうかな~て思ってる方、…行ってください(順平)。18きっぷの残り回数は(この時点で)あと3回。
次はどこへ行こうか……