足柄駅乗り換えチャレンジ ~前編~
お久しぶりです
ヒレカツです。
唐突な当たり前の孤独(意味不明)並みに突然だが、「足柄駅乗り換え」といったものをご存知だろうか。
それは小田急線の足柄駅(小田原市)からJR東海 御殿場線足柄駅(静岡県駿東郡)まで徒歩で歩き乗り換える、といったものである。その距離実に約25km。こいつは何言ってんだと思われるのも当然、一部の「モノ好き」たちの間でしか行われていない…はず。我々もその「モノ好き」に属しているので、前々から興味があったそれを決行した。まぁツイのスパルタウォーキング部メンバーとしてはこれくらいの距離は歩けなくては話にならないので、わりとスタート地点に向かうまでの電車の中ではウッキウキだった。
……本当の山の怖さを知るまでは。
ここでは、この足柄駅乗り換えで起きた様々な出来事、珍事について記そうと思う。
PM10:00 足柄駅到着
小田原線にゆられながらようやく到着した足柄駅。ついに乗り換えスタートです。
ここから伊豆箱根鉄道の大雄山駅という場所に到着するまではずっと平坦。川沿いにそってひたすら歩く。
何だこれ。こんなスレスレの鉄橋下を歩けることにさすがに驚き
富士山もひょっこり顔を出し、ご覧の晴天。最高の出だし。
PM 12:00 大雄山駅着
第一関門:序盤の上り区間
ここからはほぼ一本道。ひたすら峠まで登っていくことになる。
正直、この時は少し汗ばむ程度でまだ余裕があった。
当然我々以外に歩行者などおらず。
…
…
ただ、時折見せる眺めのいい集落がウォーキングの励みとなった。
バスの運転手、怪訝そうな顔つきでこちらを見るのはやめ給へ(あっきー)
そして、ここでこれまでの旅行で一番と言ってもいいレベルのアクシデント(?)が起こる。
ガ チ で 誰 ?
小休憩を終えウォーキングを再開した途端、向かいの坂から歩いてきたふんどし一丁のおっさんに突如声をかけられた。と言うのも足柄古道を歩いてきたらしく、通りすがる人に写真をお願いしているそうな。「モノ好き」だねぇ…というより不審者か。突然すぎる出来事にCPU処理が追いつかなくなるも、とりあえず写真を撮影。ここで出くわしたのも何らかの縁だと自分に言い聞かせて、自分のスマホでも記念写真を一枚。静岡の方まで歩く旨を話すと、『頭大丈夫か?』みたいな驚き方をされた。白装束とかならまだしも、驚いてるのはこっちの方だよ……部長曰く、おちんちんの毛がはみ出していたそうですよ
ただ、このおっさんの登場のおかげで多少疲れが和らいだのは事実である。一応心配もしてくれてたしね。
少なくとも、どこにでも変人がいるということだけはわかった。
そしてここから本格的な”登山”が始まるのであった……
近いうちに後編もupします。