18きっぷ伊豆旅行①
こんにちは
ヒレカツです。
今日は4月10日、18きっぷ最終日。本来であれば那須塩原、浜松、越後湯沢温泉辺りに行くのを考えていた。…が、ゆるキャン△の伊豆キャン回を視聴して以降、猛烈に伊豆に行きたくなってきた。伊豆半島に行くのは高校時代の家族旅行以来なので、久しぶりの来訪という意味でも期待が高まった。
~伊東駅
もう何回目なんだか、毎度おなじみ川崎駅まで移動し、東海道線に乗車。…したのだが、貨物列車の点検だか何だかで電車が遅延していた。3分程度だったので影響がなかったのが幸いだが、早朝6時の時点でこれ。幸先が怪しい。この先大丈夫か?(盛大なフラグ)グリーン車に乗ると癖?でいつも右側に座ってしまうのだが、今回は左の座席を確保。相模湾が綺麗。熱海からは伊東線に乗り換え、伊東駅で途中下車。伊東駅までがJRの区間であり、ここから先は伊豆急行線に入る。伊東駅でしか販売されていない伊豆急のフリー切符を購入することで、1日1900円で伊豆急線が乗り放題となる。伊東から終着の伊豆急下田まで往復3000円以上かかるため買わない手はない。ついでに30分程駅付近を散策した。この時点でまだ8時。商店街はまだどこも開いておらず。そして反対側にパチ屋があった。さらに乞食の方にも声をかけられるという。こんなんでいいのか、伊東…。次に乗るのが伊豆急下田行きの列車。肌寒い中、サンドイッチを頬張りながらホームで待機。そしてやってきた列車に驚愕した。なんですか、このいかにも豪華そうな車両は。調べたところ、この列車はリゾート21というらしい。特急とかではなく、普通の乗車券だけで乗ることができる。さすがは東急の子会社、粋な計らいだねぇ。
そして席に着席してから大問題が発生。リュックのファスナーが外れたのである。しかも両方とも。リュックはガバッと開いた状態。もう帰りてぇ、なんでいつもこうなるんですか…(花小泉杏)。とりあえず到着次第リュックが買える場所を探そう。車窓風景。普通に温泉が湧いている。さすがは有数の温泉街だ。伊東から揺られること90分、景色を見ていたらあっという間に終着の伊豆急下田駅に着いた。そして車内からファッションセンターしまむらの看板を発見、一安心。少し近辺を散策してからリュックを買いに向かうことにした。なかなかシュールな光景。ミノカサゴが泳いでる駅とか他に存在します?
現在時間は10時。早めの昼食をとる。駅から徒歩10分くらい、道の駅に併設されているカフェRa-maruに来た。ゆるキャン△の伊豆キャン回でも出てきた下田(キンメ)バーガーが食べられる店。下田(キンメ)バーガー1100円。画像だとわかりにくいがバンズは分厚く、フライもはみ出るほどの大きさ。美味しい。有象無象のハンバーガーチェーン店とはレベルが違う。若干お高いが、観光地価格なのと下田特産品の金目鯛を食べられると考えたら妥当だろう。錨でけー。鳥居と黒船、いいよね。
そしてファッションセンターしまむらまでリュックを買いに行く。30分以内に済ませなければ、バスの本数が少ないせいで、次の目的地に着くのが2時間後となってしまう。無事リュックを購入。旅先でこんな買い物をしたのはさすがに初めての経験。とりあえず破壊されたリュックをコインロッカーにぶち込んでおく。その場しのぎのため適当なものを買ったのだが、後日レディース向けのものだと発覚。再三買いなおす羽目に(もういい)。そしてここからは東海バスを利用して移動することになる。その昔、なぜとは言わないが沼津近辺で死ぬほど乗ったバスなので、久しぶりの乗車。"戻って"まいりました。
爪木崎下田駅から15分ほどで到着。地図で見るとこんな感じ。実質伊豆半島の最東端と言ってもいい。ここまで道は舗装されているが路肩は狭く、正直バスを使わないと駅からの移動は非現実的だと思った。 帰りのバスまで約2時間半。思う存分堪能できそうだ。まずは順路に沿って進んでみる。俵磯。鉛筆みたいなやつオタク、爪木崎灯台下に集合。それにしても眺めが良い。朝方は曇っていたが、伊豆大島もくっきり見えるほどの快晴となってくれた。やっぱり”持ってる”男は違うね~自分以外に観光客は誰もいなかったため、思う存分満喫することができた。直売所もやっている気配がまるでない。同じ市内なのに、本当に市街地とは別世界のような気がした。
時刻はまだ13時半、1日がとても長く感じる。まだまだ満喫していくずら~
18きっぷ山梨旅②
こんにちは
ヒレカツです。 18きっぷ山梨旅行その②ということで。 身延山まで登った後はそのまま身延駅まで戻り、2分後の身延線で甲府まで直行した。 本当は栄昇堂でまたみのぶ饅頭を食べたかったし、河川敷を眺めながら耽りたかった。 しかし電車の本数が少ないのが田舎の宿命、バスが定刻通りに到着するかひやひやした。 甲府駅からは中央本線で山梨市駅を目指す。 山梨市駅着。 この付近が聖地である神様になった日を異様に推していた。 3話切りだが素通りするのもアレなので、一応写真を撮っておいた(なんで上から目線なん? 笑)。 次の目的地は笛吹川フルーツ公園だが、バスの時刻表を調べたところ1日3往復しかなく、次に来るバスだとすでに営業時間外となってしまう。 さすがに身延山を登った後で30分で歩ける自信がなかったので泣く泣くタクシーに課金した。 値段は1700円くらい。 「俺は弱い。 」
笛吹川フルーツ公園山梨市駅から10分ほどで到着。 おそらく万全の状態なら徒歩でも1時間あれば行けると思う。 身延山とは比べ物にならないほど客がいた。 東京からも車で90分くらいで来れるためか、東京近郊ナンバーの車が大量に止まっていた。 アニメの聖地巡礼目当てで来る異常男性は他にいるのか…? ゆるキャン△作中でも登場したジェラート。 美味い。 火照った身体に染み渡る味。 そんなこんなで一休みしていると営業時間終了の案内をされた。 そろそろ次の目的地、ほったらかし温泉まで”歩く”か……
そして歩いているうちに笛吹川フルーツ公園の大きさに驚かされた。 歩いても歩いても全く敷地内から出られないのである。 後で調べてみると、笛吹川フルーツ公園の広さは32ヘクタール。 東京ドームのおよそ6.8個分である。 敷地内にはホテルもあった。 新日本三大夜景の撮影スポット。 確かにここから眺める晴天日の夜景は綺麗そうだ。 ほったらかし温泉まで街灯もない山道をひたすら歩くことになる。 当然歩いているのは自分以外にいなかった。 怪訝な目で見るのはやめてくれ給へ。
ほったらかし温泉ほったらかし温泉。 日の出時間から22時まで営業している。 今回は富士山が見える方のこっちの湯につかる。 観光客でごった返していたが、湯加減も程よく富士山の眺めも良い。 まさに極楽。 食券を渡すとすぐに提供された温玉揚げ。 こういう場所の揚げ物は冷めているイメージがあったが、揚げたてで美味しかった。 さっきの新日本三大夜景の場所まで徒歩で戻ってきた。 富士山は曇って見えないが、山梨市~甲府の街並みを拝める。 これはいい景色。 それでは山梨市駅まで歩きます(バケモノの子)どうにか90分程で到着。 余裕をもって帰れる時刻を確認し、山梨名物のほうとうを食べるために付近を散策してみることにした。 … のだが、どこも地元の常連しかいないようなところしかなく、店を探すのに苦労した。 予想以上に鍋が大きく普通に腹が膨れた。 食べ終わると田舎の店特有のどこから来たん?今日は泊まり?のような談笑で盛り上がった。 中でも息子が4月から幕張の方に上京するらしい。 自分も学生時代はその近辺に住んでいたので、世間は狭いとあらためて思った。
石和温泉も近いので宿泊も考えたが、泣く泣く帰宅。非常に充実した1日となった。山々の景色は勿論だが、人たちとの触れ合いが最も思い出に残った。身延山での柴犬を連れた家族、18きっぱーの老人、ほうとう店の店主、ありがとうございました。
山梨、サイコー!
ちなみにもう身延山の階段はこりごりです、おとなしくロープウェイを使います。
18きっぷ山梨旅①
こんにちは
ヒレカツです。18きっぷ日帰り旅行4回目、3月28日に再度山梨県に行ってきました。2月にも訪問したばかりだが、正直何度行っても飽きない地域である。前回運休中だった身延ロープウェイに乗ることを最優先とし、計画を立ててみた。
~身延駅
さて、まずは毎度おなじみ東海道線の起点となる川崎まで移動し、熱海→沼津→富士と乗り継いでいく。この日熱海から乗り換えた電車が沼津発豊橋行きということで、かなりのロングラン列車だった。トイレが常設されていたのかは不明だが、ロングシート(山手線とかの全部横向きになってるやつ)しかないためかなりしんどいのではなかろうか。富士駅着。安物のおにぎりを購入し甲府行きの身延線に乗り込もうとしたが、立ち客がいるほど混雑していた。二両編成とは言え、思えば18きっぷシーズン真っただ中。完全に見落としていた。結局身延に着くまで座席は空かず、ずっと立ちっぱなしでいた。とは言えこの車窓風景。やっぱり身延線は退屈にはさせてくれないらしい(イスカンダル)身延駅着。ここで一斉に乗客が下車した。考えていることは皆同じか。前回は身延山行きのバスには3人しか乗客がいなかったが、今回は優先席を含め全て埋まるほどの乗車率だった。
身延山
身延山久延寺着。相変わらず入口だけでも貫禄がある。前は坂道経由で上まで歩いたが、今回は"あの"階段を登ってみることにした。もういい。普通に10分以上かかった。足腰はガクガクだしもう軽い登山だろうが。今回は問題なく運行しており一安心。ただ前に団体ツアー客がわんさかおり、1時間以上待つ羽目になった。ちなみにロープウェイは10分間隔での運行。チケット売り場の横には志摩リン号。ちくわのぬいぐるみも可愛い。
そして待っている最中、前に並んでいた老人と仲良くなった。と言うのもその方も18きっぷで旅行をしており、この日は米原から来たそう。定年退職後は毎シーズン18きっぷを購入しているヘビーユーザーだった。紀勢本線で和歌山を一周するのが好きらしく、強者感があふれていた。ちなみに横浜小田原鎌倉には何度か来たことがあるが、川崎で下車したことはないらしい。静岡区間キツいですよね~笑なんて会話をし、自分も久しぶりに電車の話ができ、気が紛れて楽しかった。そんなこんなでようやく順番が回ってきた。身延ロープウェイ。コロナの影響か、明らかに乗車人数は制限されていたように感じた。所要時間は7分、これに乗り身延山頂上を目指す。頂上の奥之院駅着。標高は1153メートル。志摩リンもおる。さっきまでは晴れていたのに、上まで登ってくると一瞬で曇り始めた。あいにくの天気だが雨が降らなかっただけ良しとしよう。身延町の町並みが一望できる。本当に自然豊かな場所だなぁ。見下ろせば、遥か高いところまで来てしまった・・・(nano.RIPE)こんなところで何年も瞑想し続けたらそりゃ"聖人"になるわな。もう少しゆっくりしたかったが次の行程に間に合わせるために泣く泣く20分程滞在して下山。帰りはバス停まで迂回ルートを用いた。枝垂桜がいい味だしてる。そして奇跡的にゆるキャン△のパネルが展示されていた。撤去される直前だったので、どうにか撮影できてよかった。ペチきたー(志摩リン)
正直これだけで大満足なのだがまだ時間は13時半。まだまだ長くなりそうなのでひとまず今回はここまで。近いうちにその②もあげます。
18きっぷ奈良井宿~小海線沿線の旅
こんにちは
ヒレカツです。
3/13、青春18きっぷを使った日帰り旅行ということで長野県塩尻市奈良井宿に行ってきました。”5本の指”に入るレベルの良さだったので、適当に紹介をします。まずは中央本線で高尾、甲府、塩尻と乗り継いでいく。山梨と長野の県境辺りから雪が積もり、見事な雪化粧。明らかに車内の気温も下がっていた。5時間ほどでようやく塩尻駅着。
ちなみに一駅前のみどり湖駅はゆるキャン△にも登場した高ボッチ高原の最寄り駅でもある。(塩尻駅関係なくね?)よく新宿の電光掲示板で名前は目にしたことはあるが、正直なところ降りても実際何があるかと言われると返答に困るような駅である。過去に撮った写真だが、ホーム上に小さなぶどう園がある。ちなみに端っこの方にあるので、誰もいなかった。それ以前に認知されているかどうかすら怪しい。
ここからは中央東線に乗り換え、愛知方面の電車に乗る。
最寄りからトータル5時間半ほどでようやく奈良井駅着、ここまで長かった。降りたのは5人程。奈良井宿。 江戸時代、東京~京都を結ぶ木曽路十一宿の一つであり、中山道宿場町の中でも個人的に最もメジャーな観光地だと思う。 素晴らしい景色。 長野県きっての豪雪地帯でもあるため、関東は大雨でもこの辺りはバリバリ雪が降っていた。 ノスタルジックさが段違いである。去年8月に来た時とは全く景色が違う。 四季によって色々な眺めになるのが良い。 紅葉の季節に来ても絶景が拝めるだろう。中村邸。家内は資料館として見学することができた。…が畳部分しか写真を撮ることは許されなかった。二階には茶室とお座敷があり、当時の面影を知ることができた。レトロで風情がある。 民宿もちらほらあり、現在も営業しているそう。昼食に蕎麦とお焼を食べ2時間程滞在後、出発。また夏に来ることを決意。
前回はこのあと上諏訪で立石公園と銭湯(その話はもういいだろ)を訪問したが、同じルートを辿るのは正直面白くない。 そこでまだ訪れたことのない小海線沿線へ行ってみることにした。
塩尻から1時間、小淵沢駅着。 天気は曇り。 駅舎はとても綺麗だった。 川崎のフードファイターにとって昼飯が蕎麦だけではいささか満腹とまではいかなかったので、山賊焼の駅弁とチップスター(小学生)を購入。 ディーゼルのThe・ローカル線。 やはりこうでなくては。小淵沢から30分くらい、JR線で最も標高が高い位置にある野辺山駅に着いた。気のせいかもしれないが空気が美味かった。 ゆっくりしたかったが時間の都合上3分後の折り返し小淵沢行きで引き返した。 (オタク特有のカツカツスケジュール)鉄道神社なるものもあるそうなので、今度時間がある時にゆっくり散策したい。
俺はでんちゃ君じゃない、断じて。小淵沢行きの左側の車窓からは南アルプスの山々を拝める。元々小海線は車窓風景が綺麗ということは聞いたことがあったが、実際生で見てみると格別だった。小淵沢駅のホームからも山が見える。左が茅野、右が甲府方面なので方角的にあれは八ヶ岳か。
本来なら今日のトータル移動費は8800円だが、18きっぷのおかげで2400円程度で済ますことができた。やはり乗り放題は良いシステムだ。関東近郊で雪がみたい! 、なんて方、時間さえあるなら訪問してみてはいかがでしょうか。
残り18きっぷ回数は2回分。次は伊豆辺りに行きたいわね。
小川町~伊香保温泉
こんにちは
ヒレカツです。
ついにやってきました18きっぷシーズン。今年はコロナでどうなることかと思っていたが無事発売されてよかった。とりあえず今回は今期絶賛放送中ののんのんびよりの聖地(埼玉県比企郡)と群馬県の伊香保温泉へ行くことにした。
小川町青梅線、八高線を乗り継ぎ到着。駅前にはコンビニ一軒とカフェがあるのみ。時間をつぶすのはかなり骨が折れそう。駅から3キロ程度しか離れていないが時間の都合上ウォーキングは断念。バスに乗り下里というバス停まで向かう。八百屋だが人はいなかった。本当に田舎なのんなー。本当に田んぼしかない。河川敷もあり自然に囲まれた地域だった。小川町立小川小学校 下里分校着…したのだが、親子連れが5、6組いた。ブランコとタイヤの方は撮れず。それもそのはず、田舎の廃校となった校舎にクソデカいリュックを抱えたオタクが一人で来ること自体場違いなのは明白である。にゃんぱすー。番宣のポスターは一期のものだった。てるてる坊主回のこのお面も懐かしい。
そして気づくと校庭が占領されており、場違いな自分は端っこの方で泣きながらひたすらスマホをいじっていた。正直バスの待ち時間が苦痛でならなかった。
せっかくなので隣接されている分校カフェという店で昼食を摂っていく。比企郡で収穫したであろう野菜をふんだんに使用したメニューだった。俺、ヴィーガンになる(気分屋のボッスン)。
店内は自分含め4組の客。全席2人以上で食べること前提の座席配置で明らかに一行さんお断りムードが漂っていた。生半可なメンタルでは耐えられないのでさっさと平らげ"一瞬"で退店。久しぶりに田舎の文化を体感したひと時だった。
八高線で高崎まで向かう。調べたところ、小川町から高崎まで鈍行でも1時間もかからないらしい。八高線の高麗川から高崎間はディーゼル車。乗客も全くいないので4人席を占領しくつろぐ。高崎駅着。両毛線と吾妻線を乗り継ぎ渋川駅を目指す。渋川駅。やはり温泉目当ての観光客であふれていた。あとは30分、バスでゆられるのみ。
伊香保温泉
伊香保温泉着。何気にここは初めて来た。時間も時間なのでまずは泊まる旅館にチェックインする。
今回宿泊した徳田屋旅館。客室は10室程度のこじんまりとした老舗旅館だった。そして何より女将さんが気さくな方で、伊香保温泉の歴史を教えてくれた。どうやらかつては遊郭やストリップがあり、バブル期には歓楽街として栄えていたらしい。有名な石段街を登った際に路地裏もしばらく散策したが、明らかに昔パブとかそういう類だったであろう廃墟がちらほら立ち並んでいた。遊郭が"何"か知っているか最初に聞かれたが、一応「女性が男性をもてなす的な店ですかね…?笑」といった感じで誤魔化しておいた。まあそういうお店の知識もなければ、そもそも縁もゆかりもない人間なので、私。
とりあえず日が暮れる前に石段街へ。
人は多いが風情がある。レトロな射的屋と土産屋も多数あり、いい眺めだ。
伊香保神社まで登ったが、明日もう一度散策することにした。
宿に戻り晩飯。部屋にあったビールを持ち出し晩酌開始。米もお替り自由なのが本当にありがたい。豚の角煮が絶品すぎてニヤニヤしながら酒を飲み今日も平常運転。普通にフーファイモードに突入した。そして後日分かったことだが部屋の冷蔵庫に常備されていた飲み物は全て有料で、ビールは700円とのこと。ははは…。
二日目
改めて石段街と、近辺を散策してみる。戦前は路面電車が走っていたらしい。若干の跡地もあったが、まさか渋川駅からここまでレールが敷かれていたとは…。そして本日は車内を解放しているそうで、運良く中に入らせてもらった。昭和の香りが漂ってくるような木造建築。また伊香保は山奥にあるため、渋川まで向かう際にブレーキが利かずによく事故を起こしていたらしい。旅行をしているとこういう豆知識が増えていくのが楽しみでもある。伊香保神社。射的屋と怪しげな廃墟。 そして最後は伊香保ロープウェイに乗り、麓から街並みを眺めようとしたが…
…
もういい、わかっていたよ。
せっかくなので、最後に渋沢名物水沢うどんを食べていく。
コシがありもちもちしていた。それと舞茸の天ぷらが3つ。美味しい。完全に丸亀製麺超えたべこれ。
都内から3時間程度でレトロな街並みと温泉を楽しめたので非常に有意義な休日だった。日帰りも全然可能だが、自分は一泊するくらいがちょうどよかった。
新宿から直行便も出ているので、是非行ってみてください。ほんで行こうかな~て思ってる方、…行ってください(順平)。18きっぷの残り回数は(この時点で)あと3回。
次はどこへ行こうか……
身延旅行二日目
こんにちは
ヒレカツです。
前回に引き続き身延旅行二日目ということで、よろしくお願いします。
翌日、朝食後に温泉に浸り、10時にチェックアウト。 下部温泉駅まで無料送迎してもらった上に、湯葉とのど飴の土産も頂いた。
じめじめとした陰湿な職場の人間とは対照に、久しぶりに人の優しさに触れた気がする。 お世話になりました。 ここから身延線で身延駅まで移動する。
15分ほどで身延駅着。 想像していた以上に立派な駅舎だった。
新宿からも1日6往復の高速バスが運行しており、日帰り観光も可能である。 まずはバスで身延山へ。
身延山久遠寺の入り口へ到着。日蓮宗の総本山と言うだけはあり、非常に立派な面構えである。それと柴犬と柴犬。かわいいね。
とりあえず目的地は身延山ロープウェイ。登ってみる。
はぁ~~~~~~(くそデカ溜め息)
ここから久遠寺まで、その高低差は100メートル以上あるらしい。当然これを登らなければ身延山頂上からの絶景を拝むことはおろか、ロープウェイに乗ることすらできない。
せっかくここまで来たことだし、”登る”か…。とは言え自称ウォーキング部のオタクにとってこもの階段は普通にキツイ。迂回路を使って登るも斜度は凄まじい。菊名の激坂を延々と歩いているような感覚。ひいこら言いつつもようやく登り終えた。汗だくである。
Twitter登山部の人たちがいかに豪脚なのかがよく分かった。だが見渡すと子供やいい歳をした老人もゴロゴロいた。なぜそんな余裕そうな顔をしているのか。それとも自分の体力がないだけなのか?とりあえず参拝し、ロープウェイ乗り場まで向かう。
また『これ』なのか?
思えば旅行中にこのような地味なアクシデントに遭わなかったことがない。係員から申し訳なさそうに運休中の旨を伝えられ、記念カードだけ渡された。カツカツのスケジュールの中、遥々身延山まで来たのは何だったのか。そして先ほどの階段を登らなくても上まで上がってこれる別のロープウェイがあることもここで初めて気づく。勘弁してくれ。
とりあえず身延駅まで戻り、周囲を散策。ゆるキャン△作中でも登場した栄昇堂。身延まんじゅうを3つ購入。無料で緑茶も頂いた。中はこしあんで食べやすく、甘い。非常に美味である。一個65円という破格の安さ、これは追加で購入したくなるわね。志摩リン号。しょうにん通りと呼ばれる駅前の商店街は京都のような街並みが続き、旅情をかきたてられた。通りの目の前には河川敷が続き、休憩できるスペースもある。とても落ち着いた雰囲気で、ゆるキャン△抜きで身延は気に入った。来月18きっぷで再度訪れることを決意。
次は各務原なでしこの最寄り駅に向かう。きっと、そらでつながってるんだよなお~、まんま同じだ
この時地元の女子校生も一緒に下車していたが、何の変哲もない駅舎をニヤニヤしながら撮影しているオタクがいて薄気味悪かっただろうな、通報されなくてよかった。
そして次が本日最後の目的地、富士宮に向かう。 正直、車窓風景だけでも満足できる。 これが静岡から見る富士山か。 浅間神社到着。 ここは前々から気になっていたスポットなので、訪問できてよかった。 名物の富士宮焼きそば。 魚介系の削り節と肉かすがアクセント云々(順平)。 ともあれ3分で完食、美味しかった。
がっつりアニメの聖地巡礼をしたのはおそらく二年前の青森県横浜町(CLANNAD)以来だが、やはり作品の舞台となった田舎町でのんびりするのは最高に楽しい。 毎日の通勤電車や川崎とかいう街にもうんざりしてきた今日この頃なので、これからは毎週末に都心近郊の地域ではんなりするのも一興だと思った。 次はほったらかし温泉でも行こうかな。
ゆるキャン△、サイコー!! (映画インタビューの糞ガキ)
最後に、ここ最近毎日聴いている瞑想ソングを置いておきます。 とても良い曲なので是非。ちなみに身延町17時のチャイムにも起用されています。
身延旅行一日目
こんにちは
ヒレカツです。
異種族レビュアーズリスペクト部改め、ヒレの旅々(激寒)ということで、一新しました。
今後は旅行の備忘録的な記事を中心に作成していこうと思います。
実際風俗とかもう行ってませんしね、ダサいし笑(そかw)
見ての通りかなりの広域にまたがる山岳地帯である。山梨県の市町村の中で3番目に大きい。
そしてゆるキャン△のメイン聖地でもある。まずは中央本線にて甲府駅を目指し、身延線に乗り換え。
甲府からは1時間15分くらいで到着、ここが甲斐常葉駅か。いかにも田舎らしいこじんまりとした駅だった。
ここからなでしこたちが通う本栖高校まで歩く。
町の至る所にゆるキャン△とコラボした案内標識が。後程寄った薬局の店内にもグッズが販売されており、地元からも受け入れられているのだとしみじみ実感。
本栖高校の舞台となった旧下部小学校。地域のスポーツ大会?が開催されており人が大勢いたので正門は撮影することができず。
ただ改めてアニメを見た限り、正門とグラウンドは忠実に再現されていた。
こうして俯瞰してみると、山々に囲まれた集落しかない。どこか地元に似た風景に、腕組みしながら耽ってしまった。(ちなみに3キロ歩かないとコンビニすらない。)
常幸院内のラッピングされたハッピードリンクショップと犬。
住職のご厚意によりこの寺院の駐車場に車を停めることができるらしい。 中でも一番驚いたのが、家族一行が自販機の前で写真を撮っていたのである。 旅行中なのかもしれないが、ゆるキャンは年齢問わず愛されてるんだな……
そして何といっても犬がかわいかった。 よほど人馴れしているのだろう、近づいたら犬の方から撫でるよう身体をこちらに預けてきた。 かわいい。 試しに撫でるのを止めると、「もっと撫でろよ」と言わんばかりに催促してきた。 かわいい。 のんのんびよりのんすとっぷ2話のほたるん並にわしゃわしゃしていたら、いつの間にか30分近く経過していた (本当にあった怖い話)。そして背後にはいつからいたのか不明だが住職が。 「楽しんでいってね」と温かい言葉をかけられ嬉しくなったが、同時に恥ずかしさが込み上げてきたのでここで退散。
ペチ、またいつか会おう。
駅の方まで戻り、常葉川沿いを散策。 最高だ… 紀行文でも読みながらここで一生酒を飲んでいたい…。 実際、この河川敷で全てを忘れて一時間ほどぼけーっとしていた。
非常に有意義な、そして贅沢な時間の使い方をしたものだ。
あとは温泉郷に向けて歩くのみ。 実際甲斐常葉の隣駅で4キロ程しか離れていないため、歩かにゃ損損。 山道を散歩する。路肩は狭めだが、それほど交通量は多くはなかった。 あの山奥が温泉郷か。下部温泉着
自分以外の観光客は片手で数えられるほど。 非常に落ち着いた温泉郷である。
というのもこの温泉は1200年もの歴史があり、かつて武田信玄が独占して使って(浸かって)いたらしい。 すげー。
車通りも全くないので、改めて散策してみる。
ここにもゆるキャンとコラボした案内板が。 ほんとどこにでもあるな…人気は一切なく、川が流れる音しか聴こえない。小さいがなかなか風格のある神社である。そしてまだ山道が続いているみたいなので、登ってみる。
謎の広場に出た。 この放置されたソリは何?見下ろせば、遥か高いところまで来てしまった・・・(nano.RIPE)今回宿泊した湯元ホテル
肝心の正面玄関を撮り忘れていたが、昭和を彷彿とさせる非常にレトロな造りだった。窓からの眺めも抜群に良い。
正直温泉郷は一時間もあれば十分に回れるので、夕方にはすっかりすることがなくなってしまった。
だがたまにはのんびりするのも悪くない。その後温泉に二度入り、夕飯を食す。山菜の天ぷらがとてもおいしかった。400円のこま切れ肉を2日に分けて食べている自分にとっては最高の贅沢ディナーとなった。
ということで一日目が終了。二日目の工程もそのうち書きます。